JAPAN

全国で始まっている、
新しい放課後のカタチ。

地域移行は高松だけの話ではありません。
全国の先行自治体が試行錯誤を重ねながら、
子供たちの新しい活動の場を作り始めています。
その成功と失敗から、高松が学べることがあります。

地域で活動する子供たちと指導者

Other Cases

全国4都市の取り組み。

規模や地域性は異なっても、それぞれの工夫で
子供たちの活動機会を守っています。

中核市モデル
豊田市(愛知県)

「人材バンク」で指導者不足を
解消した製造業の町。

トヨタを擁する製造業の町・豊田市は、企業OBや地域の専門家を活用した「人材バンク」制度を構築。退職後の技術者・元アスリートが指導者として活躍できる仕組みを整備し、指導の質と量を同時に確保した。

人材バンク 企業連携 指導者研修
高松モデルへの示唆
地域の「眠っている人材」を掘り起こす仕組みが、指導者不足の根本解決につながる。
豊田市の取り組みを見る →
政令指定都市モデル
千葉市(千葉県)

JFAとの連携で
14種目を一気に展開。

日本サッカー協会(JFA)との連携により、サッカーを核に14種目の地域クラブ活動を短期間で展開。プロ団体・企業の後ろ盾を活かした大規模展開の先行事例として注目される。広報誌の発行で市民への情報発信も積極的に行っている。

JFA連携 14種目展開 広報誌発行
高松モデルへの示唆
大きな後ろ盾(プロ団体・企業)を持つことで展開速度が加速する。
千葉市の取り組みを見る →
小規模自治体モデル
紋別市(北海道)

「拠点校方式」で廃部を防いだ
小さな町の大きな決断。

人口約2万人の小規模自治体。少子化で各校の部員が集まらず廃部が相次ぐ中、複数校の生徒が一か所に集まる「拠点校方式」を採用。NPO法人への管理運営委託で持続可能な体制を構築。

拠点校方式 NPO委託 情報公開
高松モデルへの示唆
規模に関わらず、創意工夫で子供の活動機会を守ることができる。
紋別市の取り組みを見る →
中規模自治体モデル
小松市(石川県)

市民財団モデルと
専門トレーナー派遣で質を担保。

まちづくり市民財団が受け皿となり、地域密着の運営を実現。専門スポーツトレーナーの派遣事業で指導の質を確保。ポルトガル語版リーフレットを発行するなど多文化共生にも配慮。

市民財団 トレーナー派遣 多言語対応
高松モデルへの示唆
地域密着の運営主体+専門家サポートで、持続可能な質の高い体制を構築。
小松市の取り組みを見る →

Key Factors

5都市の事例から見えてくる、
成功の3つの鍵。

規模や地域性は異なっても、うまくいっている自治体には
共通する要素があります。

1
🌈

多様な選択肢の提供

スポーツだけでなく、文化・芸術・趣味活動も含めた幅広い選択肢を用意することで、「自分の居場所」を見つけられる子供が増えます。「部活の代替」ではなく「新しい可能性」という発想の転換が鍵です。

神戸市:釣り・料理も 千葉市:14種目展開
2
🤝

地域・企業との連携

プロスポーツ団体・地元企業・NPO法人・市民財団など、学校と行政だけでなく多様な主体が関わることで、資金・場所・人材の課題を同時に解決できます。

千葉市:JFA連携 紋別市:NPO委託 小松市:市民財団
3
👨‍🏫

指導者の確保と質の向上

「誰が教えるのか」は保護者が最も不安に感じる点です。人材バンクの設置・専門トレーナーの派遣・指導者研修プログラムなど、指導の質を担保する仕組みが信頼の基盤になります。

豊田市:人材バンク 小松市:トレーナー派遣

Challenges & Lessons

うまくいかなかった事例から
学べることがある。

全国の地域移行が順調なわけではありません。
各地で起きている課題を率直に見つめ、高松モデルに活かします。

急激な移行による混乱

準備期間が短く、保護者や生徒への説明が不十分なまま移行を進めた自治体では、反発や混乱が生じたケースがあります。丁寧な合意形成のプロセスが不可欠です。

💰 費用負担の増加と不公平感

地域クラブへの移行で月会費が発生し、経済的に参加できない子供が出るケースも。費用補助の仕組みや、無料・低価格の選択肢の確保が課題です。

👤 指導者不足と質のばらつき

地域指導者が集まらず、活動が継続できなくなった事例も。また、指導者の質にばらつきがあり、子供が安心して参加できる環境づくりが難しいケースもあります。

高松モデルが目指す解決策
  • 令和7年度〜段階的・丁寧な移行スケジュール(急がない)
  • 費用補助・低価格選択肢の確保(誰も取り残さない)
  • 指導者登録制度と研修プログラムの整備(質を担保する)
  • 保護者・生徒・教員への丁寧な情報発信(不安を解消する)

Next Step

全国の動きを知ったら、
次は高松の話を聞いてください。

高松市は今、どんな課題を抱え、どんな未来を描いているのか。
そして、あなたはどんな形で関わることができるのか。